銭湯のいい話
泉質の特長と入り方
天然温泉
銭湯の中には源泉を利用した天然温泉を利用している銭湯があります。泉質効果は銭湯によりますが、手軽に温泉に入浴できる点が人気を読んでいます。
ジェットバス・気泡風呂・超音波風呂
細かい仕組みは異なりますが、それぞれ毎分数百リットルの勢いで噴出される水圧でマッサージを受けることができます。入浴効果とマッサージバスは大変相性がいいと思われます。
サウナ
入浴効果のメリットである「温熱効果」を抜き出したものです。サウナに入り体温を上昇させることにより、血行が促進され体内の老廃物や二酸化炭素が排出され疲労回復につながります。
サウナの種類
- 乾式サウナ・・・湿度が低く、温度が高いサウナ。ドライサウナ。70℃~100℃程度。
- 湿式サウナ・・・低い温度で、湿度の高いサウナ。スチームサウナ。ミストサウナ。
サウナ入室のマナーや注意点
- サウナ入室30分前に十分な水分補給をされてから入りましょう
- サウナ入退室前後に体重を量ると1kg近く体重が下がる場合があります。体内の水分量を正常に戻すためにも水分補給をお願い致します。
- 指輪やネックレスなどの金属製アクセサリーは外してから入られてください。アクセサリー自身が高熱を持ち火傷になる場合がございます。
- 湯船で身体を温めてからサウナ室に入室すると身体への負担が軽くてすみます
- 長時間の入室は控えましょう
水風呂
サウナから出られた方、湯船から出られて方が水風呂に入られる様子をよく見受けられます。いずれの場合も血行をより促進させる働きがあり、疲労回復効果が非常に高まります。
これは交互浴と呼ばれる方法で、身体を十分に温めた後に身体を一時的に冷ますことで血流を高めて疲労回復を促す方法です。回数が多すぎるとかえって身体への負担が強くなりますので、2、3回が目安として、最後は水風呂で締めると温感効果が維持されやすいです。
水風呂の入り方
- 心臓や循環器系、体力に不安のある方はかかりつけの医師に相談の上、水風呂の利用の是非をご判断ください。
- 足先、指先など心臓から遠いところから水に慣らしてください。
- サウナ、または、湯船から出た後は一度、シャワーで汗を流してから入られてください
電気風呂
入浴するだけで温感効果と水圧効果で身体へのマッサージ効果がある銭湯ですが、微弱の電気を流すことで更にマッサージ効果を高めることができるのが電気風呂の特長です。
電気風呂入浴のコツ
- いきなり全身入浴せず、刺激の強さを確認してからゆっくりと入浴してください。
- 刺激感が強い時は電極板から離れ、弱い時は近づいて快適と感じる位置でお楽しみください。(強い刺激での入浴は厳禁です)
- 電極板に近づいても刺激感が弱いと感じる時は、もう一方の電極板にむかって手または足をのばしてみてください。入浴姿勢により、刺激感に変化があります。
- 1回の入浴は3分以内で、1日2、3回が目安です。(長風呂はさけてください)
- 心臓ペースメーカーを使用している者は、電気風呂を利用しないように医療機関が呼びかけられている。
その他持病をお持ちの方はかかりつけの医師に相談の上、電気風呂の利用の是非をご判断ください。
薬湯
湯船に薬品を入れて、血行促進を促したり、湯冷めしにくくなる効果などがある浴場のこと。薬品の種類によって効能は異なりますが、一般的には肩こり、腰痛、あせも、冷え性などに効くといわれています。